今日は息子の15歳の誕生日

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今日は息子の15歳の誕生日✨
私の身体には
卵管が2つともありません。

息子は体外受精で
生まれてきてくれました。

娘を産んだ後に卵管を無くした私。

もう赤ちゃんが自然には
お腹に宿ることができなくなった事を
幼い娘に伝えました。

「妹か弟が欲しいって言ってたけど
 本当にごめんなさい。。。
 もう来れなくなっちゃったの」

すると娘がキョトンとした顔をして
「ママ、だいじょうぶよ。
 うまれてくるまえにわたし、
 おとこのことやくそくしたもん。
 わたしがさきにいくからねって。
 だから、おとこのこがまってるよ」

私ね、
卵管を無くしてからずっと
赤ちゃんが宿るというのは
神様の領域での事なんじゃないか?

そこを侵して良いものなのか。

赤ちゃんが欲しい。。。

それは私のワガママなんじゃないかな…。

とても悩んでたの。

でも娘の言葉を聴いて
体外受精を決意しました。

でも10代の頃からの
子宮内膜症、子宮後屈なのもあって
なかなか赤ちゃんが
お腹の中に長く居てくれない。

先生がおっしゃるには
居心地の悪い子宮なのだそう。

赤ちゃんが天に還るたびに
言葉にはできないくらいの悲しみでした。

そのたびに歌った歌は
アンパンマンたいそう。

『もし自信をなくして 
 くじけそうになったら
 いいことだけいいことだけ思い出せ』
ひとりごとのように何度も歌うと
少しずつ元気が出てくるのを感じました。

体外受精をする為には
検査や診察、体調管理。

そして1週間前からは
毎日の注射と通院。
体力的にも金銭的にも大変でした。

そして4回目の体外受精で
やっとお医者さまから
「いつ生まれても
 大丈夫な大きさです。
よく頑張りましたね。
 おめでとうございます」
と言っていただきました。

そして15年前の朝5時10分。

私の命よりも大切な
可愛い可愛い翔太郎が
この世にうまれてきてくれました。

うまれてきてくれてありがとう✨
息子に作ったオレンジトリュフ
「うまっ」
って言いながら食べてくれました✨
子ども達が生きててくれてる。

ありがとう。
ありがとう。

心から思います。

私も親からそう思われてるんだな…
ってことにも気づける日ですね
自分の身体と上手に付き合いながら
笑顔で目一杯に、
全力で生き抜こうと思っています

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