私は韓国人。
父も母も
祖父も祖母も韓国人です。
でも日本で生まれました。
この
大好きな日本で育ちました。
今日、８月１５日は
終戦記念日です。
子どもの頃から学校で習う
終戦記念日の悲しさ。
絶対に許してはいけない
終戦の理由の一つは原爆投下。
天皇陛下の肉声に
戦争の終わりを知って泣く
日本国民の辛さを知っています。
とてもつらい。。。
戦争は大っ嫌いです。
憎らしい。
私は日本を愛しています。
私の故郷は日本だもの。
もしも突然、
知らない国に突然、
強制連行されたら
私は日本に帰りたくて
毎日、毎日、泣くでしょう。
ただ、私は韓国人。
祖父たちは
日本の戦力となる為に
日本に連れてこられました。
今日、この日。
８月１５日は
日本に住む韓国人にとって
自由を得た日です。
植民地支配から解放された日です。
子どもの頃
毎年、この日になると
民団(日本に住む韓国人の団体)は
光復節(植民地から解放された祝日)を
盛大にお祝いします。
日本に住む韓国人、皆が
色鮮やかなチョゴリを着て
喜びの舞を踊り
祝福の酒を交わします。
私も、その集まりに
子どもの頃から
父と参加していました。
私の戸籍は韓国人。
体を流れる血は韓国人。
でも、日本で生まれて
日本の教育を受けています。
今日のこの日は
日本に住む私にとって複雑な日です。
幼な心に気づいたこと。
この世に存在するものは
必ず表と裏がある。
コインが存在すれば
必ず裏と表があります。
戦争というコインがあれば
戦争に負けた国、勝った国。
いじめというコインがあれば
いじめをする側、される側。
誰かを意識すると
好きと嫌いが行ったり来たり。
『コイン』が存在すると
必ず裏と裏があるの。
喜ぶ人、悲しむ人、
好き、嫌い、
嬉しい、悲しい、
成功、失敗、
幸せ、不幸。
必ず、裏と表がある。
あぁ。。。
この世の不条理なコインが
一つでもなくなりますように。
『コロナ』というコイン。
『いじめ』というコイン。
『人種差別』というコイン。
その『コイン』自体がなくなればいい。
今を生きてる私たち世代に
過去の責任は求められないけど
でも未来を明るくする、
未来を作る責任はある。
愛のある世界は
私たちの努力で
できると思っています。
ただ、勘違いしちゃう。
『差別しないように』
『可哀想だから助けなきゃ』
違うの。
その時点で『コイン』がある。
壁がある。
きっと大事なのは、
知ってるけど意識しないこと。
『ん⁈国籍？肌の色が何か？』
『可哀想…っていうより
私に何かできることある？』
それってステキ！
偏見のない世界はきっと
コインを一つずつ無くしていくこと。
勝ち負けも人が決めること。
『正しい』『間違い』も
人が決めること。
この世の『理』はコインの真ん中。
表でも、裏でも
どっちでもない。
『理』は有るようで無い。
『コイン』が存在しないの。
勝つことが正しいのでは無い。
『勝つ』の裏には『負ける』がある。
真ん中が、
コイン自体がないことが『理』。
ただあるとすれば
そこに『愛』があるだけ。
笑顔が見たい。
あなたの幸せそうな顔が見たい。
眠る前に『幸せ』だと思う毎日を
あなたに過ごしてほしい。
あなたが生きている。
それが嬉しい。
世界中が皆、
そんな想いで明日を生きる。
大人も子供も皆、
誰かの笑顔を想って生きる。
そんな世界になりますように。。。
大切なあなたへ。
愛しています。。。
あなたの笑顔が
私の生きる活力です。
愛しています。
