娘とのデート – あかおかずのり気まぐれ日記

あかおかずのり

娘とのデート

先日のこと。
この日の朝、中学1年の長女は、自転車登校でなく、車で送ってあげたので、必然的にお迎えに。

公衆電話から、「パパ、終わったけん、お迎えにきて♡」とコール。

「ちょっと待っとって〜」と僕。

洗い物と、お米の仕込みを終えて、迎えにいくと、、

めっちゃ笑顔で、立って待っていた。

あまりにいじらしくて、、たまらなくなった。

公衆電話横の自動販売機の前に車をつけ、「なん飲みたい?おごっちゃるけん」と僕。

「いいと!?♡」
「あ、でも、、買い食いはダメじゃないかなぁ…」と彼女。

そっか。
親がいても買い食いか…笑

「車から降りんかったらいいと!俺が買ってくるけん♫」

と言って、ふたりで選び、ミルクティーを1本、ふたりで飲もう、ということに。

どうしても、そのまま家に帰る気になれなかった。

逆の方向へ車を走らせた途端、「どこいくと?」と長女。

「ちょっとだけ海いこ!デートしよーや♡」と僕。

「うん!」と彼女。

心の中で、ふと、、

<20代の頃、これくらいスムーズに口説けたらなぁ…>

なんて想いながら。。。笑

さてさて、約30分後には、長男を児童クラブにお迎えに行かなきゃいけない条件の中、数分で海へ。

なぁ〜んて素敵なところに住んでるんだ!と、あらためて実感。

海岸に座って、少し話して、、なんて想う間も無く、、

「誰か描いてるよ〜♫」と彼女が見つけたハートの文字。

それからすぐ、棒切れを拾って彼女も描きはじめた。

「せっかくだから、踊ったら?」

と僕が言ったら、、なんの躊躇もなく、すぐに踊りだした。

あかおかずのり

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「ねぇ、こっちで一曲踊って♫」とリクエストしたら、、

「音楽がないと、、、」と言ったので、

YouTubeでみつけて、彼女の制服の胸ポケットにiPhoneを入れて、そして、流した。

そして…踊ってくれた。

一瞬、、録画したい!と想ったけど、、iPhoneの音で踊るから、撮れない。

すぐに、
それでよかった。。
いや、それがよかった。。
と心から想った。

僕の目と、僕の心に、ぜんぶ入ってくるから。

<俺のために踊ってくれてる…>

素敵だった…愛おしくてたまらなくなった。

海を背に踊る彼女が。。。

涙が滲んできた。

彼女が、愛し合うべきひとと出逢い、そいつが、しっかりと彼女を守ってくれますように…

そんなふうに、、心の中で祈った。

できれば、、俺みたいなヤツ、、いや、、そりゃダメだ。。。
俺みたいなヤツ、じゃないヤツで。。。苦笑

そうこうしてたら、、あっとゆーまに、タイムリミット!

すぐに車に乗り、長男の児童クラブへ。

長女と僕の、ミルクティーのような、あま〜い時間、しっかりと心に焼き付けておこう。

ありがとな♡

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