- 2015-10-7
- あかおかずのり 日記
- あかおかずのり, ギター, シンガーソングライター, 福岡, 糸島
娘とのデート
先日のこと。
この日の朝、中学1年の長女は、自転車登校でなく、車で送ってあげたので、必然的にお迎えに。
公衆電話から、「パパ、終わったけん、お迎えにきて♡」とコール。
「ちょっと待っとって〜」と僕。
洗い物と、お米の仕込みを終えて、迎えにいくと、、
めっちゃ笑顔で、立って待っていた。
あまりにいじらしくて、、たまらなくなった。
公衆電話横の自動販売機の前に車をつけ、「なん飲みたい?おごっちゃるけん」と僕。
「いいと!?♡」
「あ、でも、、買い食いはダメじゃないかなぁ…」と彼女。
そっか。
親がいても買い食いか…笑
「車から降りんかったらいいと!俺が買ってくるけん♫」
と言って、ふたりで選び、ミルクティーを1本、ふたりで飲もう、ということに。
どうしても、そのまま家に帰る気になれなかった。
逆の方向へ車を走らせた途端、「どこいくと?」と長女。
「ちょっとだけ海いこ!デートしよーや♡」と僕。
「うん!」と彼女。
心の中で、ふと、、
<20代の頃、これくらいスムーズに口説けたらなぁ…>
なんて想いながら。。。笑
さてさて、約30分後には、長男を児童クラブにお迎えに行かなきゃいけない条件の中、数分で海へ。
なぁ〜んて素敵なところに住んでるんだ!と、あらためて実感。
海岸に座って、少し話して、、なんて想う間も無く、、
「誰か描いてるよ〜♫」と彼女が見つけたハートの文字。
それからすぐ、棒切れを拾って彼女も描きはじめた。
「せっかくだから、踊ったら?」
と僕が言ったら、、なんの躊躇もなく、すぐに踊りだした。
「ねぇ、こっちで一曲踊って♫」とリクエストしたら、、
「音楽がないと、、、」と言ったので、
YouTubeでみつけて、彼女の制服の胸ポケットにiPhoneを入れて、そして、流した。
そして…踊ってくれた。
一瞬、、録画したい!と想ったけど、、iPhoneの音で踊るから、撮れない。
すぐに、
それでよかった。。
いや、それがよかった。。
と心から想った。
僕の目と、僕の心に、ぜんぶ入ってくるから。
<俺のために踊ってくれてる…>
素敵だった…愛おしくてたまらなくなった。
海を背に踊る彼女が。。。
涙が滲んできた。
彼女が、愛し合うべきひとと出逢い、そいつが、しっかりと彼女を守ってくれますように…
そんなふうに、、心の中で祈った。
できれば、、俺みたいなヤツ、、いや、、そりゃダメだ。。。
俺みたいなヤツ、じゃないヤツで。。。苦笑
そうこうしてたら、、あっとゆーまに、タイムリミット!
すぐに車に乗り、長男の児童クラブへ。
長女と僕の、ミルクティーのような、あま〜い時間、しっかりと心に焼き付けておこう。
ありがとな♡